天道虫訓
天道虫訓 こども編 壱 生活
早起きで 体内時計を リセットだ
幸せホルモン セロトニン
早起きすると いっぱい分泌
集中できて 気持ちも安定
姿勢もきりっと 頑張れる
天道虫訓 こども編 弍
うざいめんどい 言わないぞ
めんどくさいこと 脳の栄養
不便なことも 脳の栄養
創意工夫は 脳の成長
コツコツ脳を 鍛えよう
天道虫訓 こども編 参 依存症
気をつけよう
ゲームにビデオ DVD
ユーチューブも 危険です
依存性に はまったら
イライラするし 頑張れない
ニュースで時々流れてる
覚醒剤に ギャンブル依存
反面教師だ 頑張ろう
天道虫訓 こども編 四 受験
肘つき 足組み ペン回し
見つけられたら 不合格
背筋をピン
常日頃から 心がけ
合格できる
正しい姿勢を 身に付けよ
天道虫訓 こども編 五 勤勉
さぼり うそつき 繰り返す
わがまま勝手は ニート行き
勤勉 誠実 身につけて
稼げる大人に ならないか
TEAM TSUZUKI 法令遵守に関する基本方針
1.私たちは社会人として、あらゆる法令を守り、法的な責任を果たします。
2.私たちは、福祉事業所職員としての使命を自覚し、具体的な行動により、社会的な 責任を果たします。
3.私たちは、誠実な態度で接するとともに、人権を守り、倫理的な責任を果たします。
行動規範
・人として倫理、道徳を守り、誠実な職務に努めます。
・日本国民として守るべき法律、ルールを順守します。
・福祉事業所職員として関係法令、諸規則を遵守し、利用者の人権を尊重するとともに適正な福祉制度の運用に寄与します。
セルフチャック項目
社会は私たちに責任ある行動を求めています。日常の業務の中で判断に迷ったときは、以下のチェック項目によって自問自答してみましょう。
あなたの行動は
1.利用者や家族の期待に反していませんか?
2.社会のルールに反していませんか?
3.法人の定める理念に反していませんか?
4.自分の良心に反していませんか?
5.福祉事業所職員としての良心に反していませんか?
6.世の中の尺度で見て、恥ずかしいと思えるもの、見られたら困るもの、説明ができないことではありませんか?
7.問題があると思っていても、他の人がやっている、あるいは、以前からやっているという理由で、何となく継続していませんか?
てんとうむしでは、従来から、トイレでおしっこをする時には座ってすることを子どもたちに指導しています。洋式便器で立っておしっこをすると、霧のようにおしっこが飛び散り、便器はおろか、便器の横のボタン、床、壁、ズボン、足にまでかかります。そして、そうやって汚した便器を次に使った人の衣服も手も汚すことになります。これを防ぐためです。当然ですが、このことは、来所したお父さんや見学者にもお願いしています。 そして、最近始めたのは、ハンカチとティッシュを持ってきているかどうかの点検、学校がある日は、下校後、靴下を履き替えて来所することの点検です。学校で一日過ごすと靴下は相当に汚れます。てんとうむしに来所する日でなくても、履き替えた靴下でお友達の家へ遊びに行けば、汚れた靴下でお家を汚さずにすみます。 昨日履いた靴下を洗濯せずに、翌日も履いていて平気だったり、入浴や、洗髪、歯磨きも相当にいい加減だったりするこどももたまに見受けられますので、これらのことも点検、練習していく予定です。 雨がふれば傘をさします。この傘を傘立てに立てるときに、くるくるっと巻いてから立てるか、そのままグサッと指すか、ここも大切です。晴れた日に乾いた傘を上手に巻く練習をさせておかないと、濡れた傘はたたみにくいですから、これも日頃から練習しておくことが必要です。 将来の自立生活において困らない生活技術、人を不快にさせない生活習慣を身に付けることは、とても大切なことです。気が付いたことから一つ一つ指導していく予定です
インターネットゲーム障害は、次の①~⑨のうち5つを満たすと診断されます。
①インターネットゲームへの囚われ。
インターネットゲームが日々の活動の主なものになる。
②離脱症状
インターネットゲームを取り上げた時にイライラする、不安になるなど。
③耐性。インターネットゲームに費やす時間がどんどん長くなっていく。
④コントロール困難。
インターネットゲームに関わる時間のコントロールができない。
⑤他の活動への関心の低下。
⑥悪影響が出ているとわかっているのに使用を減らすことができない。
⑦使用について嘘をつく。
⑧否定的気分を和らげるために使用する。
⑨インターネットゲームのために社会的活動に失敗したことがある。
インターネットゲーム障害の人の脳では、眼窩前頭葉他、様々な脳の領域での萎縮が見られる。
眼窩前頭葉は、やってはいけない行動にブレーキをかけたり、報酬が得られる行動に意欲を出したり、善悪の判断をしたりすることに重要な役割を果たしている脳領域である。
同じような萎縮が覚せい剤患者の脳でも見らる。人が達成時に感じる快感は、脳内の線条体というところでのドーパミンの放出による。
アンフェタミンという覚せい剤を静脈注射すると通常の放出量の2.3倍になる。この快感が通常より強いために、覚せい剤中毒になる。ちなみに、健常者でも50分間のゲーム後の放出量は、通常料の2.0倍になる。ゲームによる快感は覚せい剤による快感と等しいほどのもの。現在、子供人口のうち、8パーセントがインターネットゲーム障害を疑われている。
上記は、岡田尊司著「インターネット・ゲーム依存症」からの引用です。
発達障害を持った子どもたちがゲームやYou Tubeにはまりやすく、はまると、よりイライラしやすくなってしまうことは、よく経験されますが、もともと、発達障害を持ってない子どもでも、ゲーム依存などに陥ってしまい、暴れている状況にもよく出会うようになりました。毎日毎日ゲーム漬けの子、ゲームをご褒美にしないと何もしない子、将来が悲観されます。前頭葉が萎縮しては人間らしい幸せな人生を送ることは難しくなります。本人を説得し、週に二日はゲームやYou Tubeに触れない日を作ることから、脱却を図ることはとても大切な事だと思います。
実際に、てんとうむしでの指導の中でも、ゲームのコントロールが出来るようになると、子どもたちの目つき、声かけに対する反応が変わってきています。
発達障害を持つ子どもたちの中には、計算障害という、知能とは関係なく、計算が理解しにくい傾向を持つ子どもがたくさんいます。学校で受ける普通の授業では、計算技術が身につかず、指で数えて答えを出しているだけなので、難しくなると算数の授業で落ちこぼれていきます。
てんとうむしでは、こうした子どもたちもすらすら計算が出来るようにするプログラムを持っています。理屈は以下のようです。
数には順序を表す側面と、量を表す側面があります。計算障害を持つ子どもは、量を表すことの理解がなかなか困難なのです。そこで、1から10までの数を、
①規則的にドッツを並べた形を覚える。
②そのドッツの形を規則的に分解した形を覚える。
③引き算を、数の分解として読む。
④足し算を、数の合成として読む。
⑤くり下がりのある計算とくり下がりのない計算を区別してするやり方の切り替え練習をする。
⑥繰り上がりのある計算と繰り上がりのない計算の区別してするやり方の切り替え練習をする。
これらのステップを一日に5分から10分、それぞれのステップの合格タイムをクリアして次のステップへ移り、⑥まで達成することで、計算障害を持つ子どももクラスで3番目くらいに素早く計算が出来るようになるのです。なぜ、3番目かというと、どのクラスにもとんでもなく速い子が二人くらいいるからです。
実は、この計算の教え方は、特殊なものではありません。学校教育でも基本は同じです。でも、教科書では、数の分解練習をした後、時計の学習をして、次に足し算が出てきます。上記ステップで書きましたが、②の分解の次は、引き算がスムーズに習得できます。計算障害のない子は、教科書の順番でも何とか習得できますが、量の感覚の弱い子どもは、分解の後に足し算を教えられたら、せっかく分解をしたことが、全然役に立たないわけです.結果、指で数えるしかなくなるわけです。
小学校高学年で、指で数えている子どもなら、きちんと継続すれば、半年後には100マス計算を1分半で出来るくらいの計算力がつきます。そうすると、自信がつき、学習に対する集中力や意欲が出てきて、姿勢も良くなり、めんどくさいことにもシャキッと取り組める子どもになります。学校というところへ毎日通っている子どもたちにとって、学習で自信を持てる部分が一つ出来ると、生活全般が変わるのです。この意味で、てんとうむしでは、計算障害のない子どもにもこのプログラムを当てはめることで、生き生きとした学校生活を送れるよう支援しています。
この①から⑥のステップをきちっと習熟してから次ののステップへ進むことがポイントです。その習熟具合の見極めがきわめて大切。このプルグラムは、企業秘密とはしておらず、どこの誰にも求められれば細かく説明しているのですが、なかなかうまくいかないようです。きちんと習熟しないで次のステップへ進んでいるのでしょう。中途半端にやめてしまいます。
てんとうむしのスタッフは、全員、この見極めが出来るように訓練されていますから、安心して支援を受けていただけます。
以前から、夏の暑い時期にやりたいと考えていた、洗髪指導を行いました。
水着に着替え、1人ずついつも家でしているように洗うのを、見せてもらいました。
シャワーのお湯を、頭の真ん中だけにしかかけない子や、頭の頭頂部のみや、後ろの方しか洗っていない子、指の腹を使って地肌を洗うことができない子、洗い流すときに上手く下を向けていない子など、いろいろな様子がありましたが、やり方を教えることでぐんと上手になりました。今回の合格者は13人中2人だけでしたが、次回は、きっとほとんどの子が合格できるのではないかなと思います。
次は、体の洗い方を指導する予定です。
町内の地域活動支援センターハートフル大口さんへ訪問して、交流会をしました。
7月30日(木)は土曜HAK(年長児)、8月25日(火)は少年団が交流会に参加しました。
土曜HAKは、ミッキーマウスマーチの器楽合奏、少年団はウルフィーダンスの発表を行い、その後、ハートフル大口利用者の方と「ピンポンボーイ」というゲームの対抗戦を行い、かき氷をふるまっていただき帰ってきました。
ピンポンボーイゲームでは、勝ち負けに一喜一憂する姿が見られ、丁度良く楽しめる子もいれば、勝つことへのこだわりが強く泣いてしまう子、テンションが少々上がりすぎてしまう子もいましたが、スタッフに声を掛けられながら、大きく崩れたりすることなく、楽しんでくることが出来ました。
かき氷では、珍しいコーラ味があったり、トッピングにアイスやあずきがあったりと、豪華なかき氷に子どもたちは大喜びでした。
日頃できない体験ができ、子どもたちにとっても良い時間になりました。ハートフル大口の皆さん、ありがとうございました。
夏休みの最後に、てんとうむし恒例の学習選手権を行いました。今回は、学習選手権のあとに、お楽しみの「びっくり流しそうめん」や「スイカ割りゲーム」も行いました。
学習選手権では、基礎計算の部・部種別漢字の部・都道府県の部で競いました。個々のそれぞれのレべルにあった内容のものに、エントリーして競い、日頃の成果を発揮しました。いつも思うことなのですが、やはりよく頑張ってきた子には、きちっと結果がついてきて、最後に賞状をもらっていました。
それぞれ学校の学年の課題ではなく、レベルにあった基礎学習の課題で競うことで、夏休みの学習も、目標を持って意欲的に取り組めていました。また、頑張りを評価してもらうことで二学期以降の意欲にもつながっています。
おたのしみの「びっくり流しそうめん」では、そうめんだけでなく、ラーメンやマロニー、ソーセージやとトマト、きゅうりなど、いろいろなものが流れてきて、大盛り上がりでした。
「スイカ割りゲーム」では、スイカのビーチボールを使って、5人グループで、目隠しをしている人にどのように伝えたらスイカの位置を伝えられるのかを考えて声を掛けることを意識しながら楽しみ、上手に伝えられていたグループから好きなスイカを選んでいただきました。
合間の特技発表の時間には、名鉄の英語アナウンスや、詩の暗唱、倒立の発表がありました。
次の学習選手権は、年度末を予定しています。
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