こども相談室 てんとうむし

「こども相談室てんとうむし」では発達障がいを持った子どもたちが、自立した青年として成長していけることを目指して療育に取り組みます。
幼稚園・保育園卒業、小学校卒業、中学校卒業等、それぞれの時期にてんとうむしの卒業を検討し、必要な子どもには継続した支援を提供します。
幼児期には発語や生活面の自立から始めますが、成長と共に、学習面から職業訓練まで展望し、生きていくうえで必要な技術全てを獲得を目指します。

 

サービス内容・療育目標

発達相談 心理テスト 個別療育 ・SK療育(集団的個別療育)・グループ療育(一日療育・プレジュニア・ファーストジュニア・セカンドジュニア・少年団・ジュニア青年団・ミドル青年団・充実体験余暇クラブ)
   
令和5年度 療育目標  
  学習・運動・作業の各領域で必要な力をつけながら、可能な本格的活動を経験し、褒められる喜び・達成する喜び・感謝される喜び・共有する喜びを味わう
           

児童発達支援・放課後等デイサービスとは?

児童福祉法で定められた、指定通所支援事業所です。
当事業所の利用にあたっては、指定支援を受けるための受給者証が必要になります。
受給者証の取得に関しては、各市町村にお問い合わせください。

個別療育

対象:個別の関わりでの療育が必要と考えられる子ども
日時:平日 1時間程度
内容:個々の発達に合わせて必要な課題(学習・手先の運動・粗大運動など)に取り組みます。

プログラム例1 ・3歳児(ことばに遅れがあり、愛着や共感性の発達が未熟な子)

目標:母との愛着関係を築き、3項関係を結べるようにする。
   ・手遊び (手指の動きを鍛え、歌遊びを楽しむ共感性を養う)
   ・はめいたパズル(出来たことのわかりやすい課題で、達成感の共有を促す)
   ・ひらがなパズル(ひらがなを覚え、ことばの発達を促す)
   ・いろいろな歩き方・両足ジャンプ(意識して体を動かすことで、ボディーイメージを育む)
※あくまで一例です。個々に合わせたプログラムを組みますので、年齢や発達が同じでも違う課題に取り組むこともあります。

プログラム例2 ・4歳児(知能に問題はないが、指示や人の話を聞かず、集団行動が苦手な子)

目標:褒められて喜べる共感性を養い、大人の指示を素直に聞き、いろいろな活動に積極的に楽しんで取り組めるよ
   うになること。
   ・挨拶<はっきりと、しっかりお辞儀をして挨拶>
   ・応答<名前・年齢・園名・クラス名・園でのできごとなど>
    (質問をしっかり聞き、考えて答える姿勢を作り、様々なやりとりが 出来るようにする)
   ・音読<あいうえお表や簡単でリズムのある詩>
    (大きな声ではっきり読み、しゃきっとした姿勢を作る)
   ・ひらがなことばカード
    (読みの苦手さがある場合には、早期克服を目指す)
   ・ドッツ読み 
    (数を量として捉えることの出来る力を養い、量の操作ができるよ うにする)
    ・運筆練習<カタカナ・ひらがな・数字練習>
    (書きの苦手さある場合には、早期克服を目指す)
    ・粗大運動<両足、片足ジャンプ・ケンケン・鉄棒・跳び箱・なわとびなど>
     (体を思い通りに動かすことが出来るように、スモールステップで 取り組みます)
※あくまで一例です。個々に合わせたプログラムを組みますので、年齢や発達が同じでも違う課題に取り組むこともあります。

一日療育

対象:幼児 定員 6名程度
    
日時:木曜日  9時~14時 (お弁当持参)


内容:一日、生活をすることで、朝の準備や、排泄、食事、昼寝、遊びなど、生活の様々な場面で関わることで見えてくる、個々の課題の克服を目指します。年齢に応じて、30分~1時間程度個別で学習課題をする時間をとっています。


ある日の一日
 9:00  おはようございます。
       お弁当・帽子・水筒などの荷物の準備をする。
       出席シールを貼る
 9:15   自由遊び(ボーリング・輪投げ・ごっこあそびなど)
              (必要に応じて個別の学習課題に取り組みます。)
10:00    朝の挨拶
       季節の歌・製作・室内での運動
11:00  散歩
11:30  お弁当
12:30  パジャマに着替えて昼寝
       (お昼寝をしない年齢の子は13時から学習の時間)
13:45  起床
14:00  さようなら
 


SK療育(集団的個別療育)

対象:小学生以上児
日時:平日 小学生の時間     16時~18時(曜日によって17時半も場合もあります)
      中学生以上の時間   18時~20時(曜日によって17時半から19時までの場合もあります)
    長期休暇期間は14時から通所できる曜日もあります。
 

内容:個々のレベルに合わせた学習課題を4人~6人程度の人数で行います。友達との学習を通して、競い合い、励まし合い、頑張り続ける姿勢を作っていけるようにサポートしていきます。個々のレベルに合わせた、基礎計算・漢字・英単語などの基礎学習を、スモールステップを踏んだ、きめ細やかな課題設定をし、こつこつ取り組み、個々のペースで進めていくことで、やれば出来るという実感を持ち、学習意欲を向上させることが出来ます。目標を持って取り組み、達成感を感じるために、事業所内で漢字検定や書写検定も実施しています。

キッズ  

対象:年中親子
日時:水曜 13:30~15:00  5人程度
内容:さまざまな活動を通して、苦手なことも
親子で楽しく取り組み、一緒に取り組むことでできるようになる経験を積むことで、良好な親子関係作りに取り組みます。
課題内容としては、塗り絵・お絵描き・折り紙・はさみなどの手先を使った活動・体幹を使った運動・ジャンプ・四股踏みなどの基礎運動や公園での遊具や虫探しなその活動・鈴・カスタネット・タンバリン・太鼓などを使ったリズム遊び・運筆やかず数えなどの学習・自分の荷物を自分で持つことから始め、手でコップを作って顔を洗う活動などの生活自立技術などに取り組みます。

プレジュニア  

対象:年長(保護者参観)
日時:水曜 13:00~15:00  6人程度
内容:就学に向け、必要な力をつけるために、素直に課題に取り組み、こつこつ頑張りながらできることを増やす経験を積みます。このグループでは、家庭で練習してきたことを、親子ではなく、ひとりでできるように頑張ります。
課題内容としては、折り紙・はさみ・お絵描きなどの手先を使った活動・腹筋、背筋や動物歩き・マット運動・鉄棒・跳び箱などの運動・ハンドサインを覚えドレミ唱で音階をうたい、木琴やリコーダーを弾く音楽表現活動・簡単な身の回りの英単語や書写コンクールなどの学習・自分の荷物は自分で整理整頓し、活動の切り替えに機敏に動き、負けても怒らない生活ができるようにするための生活活動などに取り組みます。

▲PAGETOP

じっくりクラス  

対象:小学1年生~4年生
日時:水曜 15:30~17:30  4人程度
内容:少人数のグループ活動になります。自立に向けた生活技術の経験とこつこつ作業する生活体力を身に付けるために運動・作業・学習活動に取り組みます。

少年団α・β

対象:概ね小学1年生~4年生まで (α・β 各10名まで)
日時:毎週土曜 9時~15時  お弁当持参

  (1年生は13:30・2年生は14:45・3年生は15:00までになります。)

年間を通して、ジョギングやなわとびに取り組み、後半マラソン大会への出場や、なわとび検定やリズムなわとびにつなげています。秋には体力づくりのための長距離遠足を行います。

学年や個々のレベルに合わせた折り紙やはさみなどを使った手先の活動、2年生は月1回地域の先生に来ていただき絵手紙を教えてもらっています。3年生は月1回リコーダー教室も行っています。

音読や書写、本づくりやかるたやゲームを通した英語学習にも取り組み、夏には学習選手権を行います。

また、2か月ごとの生活点検内容を決め、家庭と連携しながら目標を決め頑張り表に取り組みます。2年生は生き物の世話、3年生はグループ最高学年としての準備活動にも取り組みます。

バランスの取れた活動を通して、褒められる喜び・達成する喜びを体験できるようにしていきます。


▲PAGETOP

青年団α・β

対象:概ね小学5年生~高校3年生  (α・β 各10名まで)

日時:毎週日曜 9時~15時 お弁当持参 

年間を通してジョギングを行い、秋以降にはマラソン大会やリレーマラソン大会に出場し、3キロまたは5キロ程度走ります。

事業所内での小さな畑での野菜作りや、ゴミの分別や近くの紙資源収集所への運搬、奉仕活動などに年齢に応じて取り組みます。生活自立のためにひとりで休日の昼食を作り、家族にもてなせることを目標に調理活動もしていきます。

裁縫やレザークラフトなど手先を使った活動では、刺し子ふきんやレザー小銭入れなどの本格的な作品作りに取り組みます。その後、秋の町内でおこなわれるふれあいまつりでの出店に向けた作品作りをしていきます。

月1回程度、10キロ程度を苦にせず歩ける生活体力づくりや、買い物や公共交通機関利用の経験、TPOに合わせた服装などの練習のためのお出かけを行います。

▲PAGETOP

野外活動

・対象 小学生以上

・日時 祝日  9:00~15:00   各事業所 10名程度
 
内容:祝日を使って、鳩吹山や金華山などの登山に出かけます。体力づくりや登ったことへの達成感を味わいます。公共交通機関を使った移動を通して、公共マナーなども教えていきます。

   

 

こつこつデー

・対象 小学生以上

・日時 祝日  9:00~15:00  各事業所10名程度

 
内容:祝日を使って、こつこつ取り組む姿勢を作るための活動を行います。学習コース、レゴ・パズルコース、オセロ・パズルコースに分かれて過ごします。学習コースでは、小1漢字学習コースや小6中学先取り学習コースなどを設定する時期もあります。
 

HOMEはじめに活動内容アクセスPDD児を育てる
| ことばが遅い [1] [2] [3]  | お友達と遊べない [1] [2] | 言うことをきかない [1] [2] | すぐに怒る [1] [2] [3] [4] [5] | 
自閉症と言われた計算ができない文字が読めない偏食が激しい |